重厚な扉を開けた小さな勇気が、心も体も大きく変えてくれました

本部会員 M.Aさん

冬になりふと気が付くと、もうすぐこの太極拳を始めてから1年が経ちます。

当初の私は、実は辛くなったらすぐ辞めようと思っていた為、残業のない仕事後に、また休日に必死で通っている今の私の姿は全く想像していなかったと思います。

それほど心も体も自分が大きく変わったことを今は嬉しく感じます。

私が始めたきっかけは、実は自分からではなく両親でした。

その頃は体調を大きく崩してしまい、病院で西洋医学の診療に基づいた薬を頂いていたのですが、まったく改善せず、病気と、そして冬という季節とで益々塞ぎがちになっていった私に心配した両親が一生懸命調べ、勧めてくれたのが、この道場でした。

その後体験が出来ることを知り、予約して伺った時、実は道場を前に帰ろうとしていました。

外に出るのも億劫になっていた私に、あの重々しい外観の扉がなんとも分厚い壁のように感じてしまったのです。

けれども連絡もして、何より必死に探してくれた両親の為にも…と思い、不安の中、扉を開きました。

道場の中はあの時感じた不安がなくなっていくほど、穏やかな空気がありました。

実際体験させて頂くと、先生が会員の方一人ひとりに丁寧に教えて下さる姿に、頑張ってみようかなと思い、その日に入学しました。

改めて振り返ってみると、この小さな勇気…と言えるかどうか分かりませんが、この気持ちを抱かせてくれたのも太極拳の魅力なのではないかと思っています。

現在では健康の為のスポーツは数多くありますが、私は、自分の本来持つ免疫力等が強くなり、何より自分と向き合う大切な時間であるこの太極拳を継続していきたいです。

こんな私でも頑張れる太極拳を一緒に楽しみませんか?

是非あの扉を開けてみて下さい。