太極拳の師を求めて英国から日本へ。
心からBujutsuを愛する兄弟
柔拳歴1年半 外国語学校教師
BEN & ALEX BROOKEさん
太極拳との出合いはお兄さんのベンさんが先でした。
大学生のとき、英国で合気道を学んでいました。中国の道教と合気道の考え方に共通点があることに興味をもって、卒業後じきじきに八卦掌を習おうと、まず中国本土へ渡りました。3ヶ月滞在して先生を探したけどいない。
次に日本に来日して、このクラブ(道場)に出合えたのです。先生方のレベルがすごく高いし、教え方も丁寧。少しずつステップアップできるシステムもはげみになります。いまは99%、中国武術を勉強したい一心です。
弟のアレックスさんは、ベンさんに誘われて入会。
カンフーや空手、柔道もやってきたけど、この道場は、他の武道とやり方が全然ちがう。門下生の層も厚くて、みんなプロフェッショナル。地曳秀峰名誉会長に直接質問できる時間が設けられていて、密にコミュニケーションがとれるのがいいですね。教え方はきちんと、でも、必要以上にプレッシャーを感じさせない、リラックスした雰囲気なのも好きです。技ができないと悔しいけど、すぐに疑問に答えてくれるし、とても楽しい。
今ではこのクラブなしなんて考えられない。日本に来て、人生のいい勉強にもなりました。
年をとっても強くなっていけるから限界がない
太極拳は最高の武道だと思います
柔拳歴6年 高級スーパーマーケット
会社員 大石 將博さん
中学生のころから、武術書を見ながら憧れのブルース・リーの真似をしたり…。ずっと形意拳がやりたかったのですが、日本には良い道場はないだろうとあきらめていました。
ところがある日、武術雑誌の特集でこの道場の紹介が。推手や形意拳も習えると知り、長年温めてきた願いがかなったと、すぐに電話しました。以来、6年間通っています。
太極拳は、ほかの格闘技と違って筋肉を鍛えるものではなくて、「技と気」を高めるもの。地曳秀峰先生のように、年をとっても死ぬまで強くなっていける武道だから限界がない。それがすごく嬉しいですね。
練習に打ち込んでいると、仕事でのストレスや人間関係のわずらわしさも忘れて芯からリラックスできるし、精神的にも自分を高められる。正統な流れの形意拳を習っている、というだけでも幸福感を感じます。
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86歳の地曳秀峰名誉会長にいつのまにか転がされてしまう
その威力には本当に圧倒されます
柔拳歴9年 海運倉庫会社員
渡辺 真人さん
元プロキックボクサーで空手有段者の渡辺さんは、92年の秋ごろ渋谷本部へ見学に。
たまたま、地曳秀峰先生の兄弟弟子にあたる王福来先生が来日されていて、今思えば寸勁(至近距離からの発勁)だったのですが、見学者の私にやってみる?と。見事に吹っ飛ばされましたね(笑)。
私も多少は腕に自信があったし、初対面の王先生はとてもそんなふうに見えなくて…。見学者に相手をさせるというのは、よほどの自信がなければできないでしょう。教わるなら実力ある正統派の指導者のもとでと思っていたので、その日に、即入会を決めました。
会長の地曳秀峰先生に相手をしていただくときには、気がつくと目の前に拳がきていて、攻撃してもいつのまにか転がされている。その威力のすごさには、いつも圧倒されています。地曳秀峰先生に少しでも近づくためには、鍛錬するだけです。
太極拳の奥深さに魅了されて10年
静岡支部で講師としても活動
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柔拳歴10年 静岡支部支部長
榊原 香織さん
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静岡から新幹線など乗り継いで渋谷本部へ。週1回、13時から21時まで専門クラスを4クラス受講しています。
本道場と出合ったのは、10年前のこと。20歳ぐらいから、いろんな流派の道場に通ってみたのですが、それぞれ半年ほどしか続かなくて。何かの広告を見て、渋谷本部へ見学に行ったのですが、本当の伝統を引き継いでいる道場だということを実感。
太極拳の優雅な動きと、護身術にもつながる型のすばらしさに魅せられて、静岡に移り住んだ今も通っています。 反射神経がするどくなって、平衡感覚も以前よりも鍛えられましたね。フリークライミングもやるのですが、足腰も前より強くなってきました。大学の同窓会にでるたびに、なんだか若返ったね、っていわれます(笑)。
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何とも不思議な威力の地曳秀峰名誉会長の
気の拳が忘れられず15年が経過
柔拳歴15年 百貨店会社員
元吉 寛治さん
空手を20年ほど、30代後半まで続けていましたが、足腰が痛むなど体に変調がでてきてしまったんです。中国武術に興味を抱いてから、電話帳で探したり知人の紹介でいろんな道場を見学。やっとたどりついたのがこの道場でした。
空手をやっていたので、打撃には強いつもりでしたが、ある日、地曳会長に双推手を手合わせしていただいたとき、スーッときてからガツンと一発、まるで気が染み込んだような一撃をくらい本当に参りました。
表面をいくら鍛えても貫通してしまうような、空手の打撃力とはまるでレベルが違うような、何とも不思議な力。追求していた、気で相手を倒せる、本当の太極拳はここしかない! とますます夢中になって15年目になります。
このまま80代になっても元気で続けられるよう、頑張って鍛錬していきたいです。
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太極拳は体と心の渇きを癒すミネラルウォーター
柔拳歴15年 生命保険会社役員
小泉 光廣さん
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カルチャースクールなどでやる簡化式太極拳には、物足りなさを感じていました。太極拳・武術クラスに入会したのですが、道場のピリッとした空気に、真の武道を感じました。
入会して15年、今は専門クラスで形意拳や太極拳を学んでいますが、こんなに長く続いたのは太極拳の動きが体に無理がかからない、自然体のものだから。型のすべてに理由があり、自分のペースに合わせて体を慣らしていくことができる点がいいですね。
仕事で疲れた日は休みたいと思うのですが、道場で練習してひと汗かくと気持ちも体もスッキリ。終わったあとの爽快感がちがいます。太極拳は私にとって、体と心の乾きを癒してくれる、いわばミネラルウォーター。からだが続く限り、一生続けたいです。
強いと思い上がっていた自分が弾き飛ばされてから
推手にはまっています
柔拳歴3年 銀行員
粟津 禎人さん
実は、昔は、柔道の有段者の友人たちにも勝ってしまって、いい気になっていた頃があったんです。
ところが柔拳連盟へ来たら、地曳秀峰先生を初めとして体格もずっと小柄で年上の方にも、簡単に弾き飛ばされてしまうんですよね。なぜ、推手(太極拳の組み手)で自分が転がされてしまうのか…いまだにわからないところはあるんですけど(笑)。
でも、そこに、とても魅力を感じました。
さらに、推手は、自分が強くなっていくのが実感できますから、楽しいですね。昔だったら絶対に飛ばされていたような攻撃も、かわせるようになってきますし…。入会当時は、気軽に仲間に加えてもらえて、先生をはじめ門下生のみなさんが、熱心で親切に教えてくださったことが、嬉しかったですね。
繰り返しやっていてもできずに悩む技も、的確な指導で即解決!
柔拳歴6年 損害保険会社員
本荘 敦郎さん
高校時代から武術には興味津々で、中華書店で武術書を買って練習し、空手をやっている人たちと乱取りをして研究したりしていましたが、真の武術を教わりたいと思い、この道場の門をたたきました。
通いはじめて6年目ですが、以前に比べて心のもち方が変わってきたというか、仕事でカリカリしたりしなくなりました。ねばり強くなって、まわりへの接し方も変わってきたようです。ほかの武道やスポーツのようにリキまなくてもいいですから。
仕事は、今を生きるための糧ですが、道場では、一生を生きるための力を教わっている気がします。秘伝の格闘技術と、平生の心構えとを、地曳秀峰先生から直接御指導いただくことにより、内外ともに鍛えられてゆくのを実感しています。
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初心者でも地曳秀峰名誉会長に
手合わせしていただけることに感激しています
柔拳歴10ヶ月 エレクトロニクス会社員
細谷 守さん
合気道と空手の有段者の細谷さん。
柔拳連盟のホームページを見て、見学を申し込んだのですが、いきなり地曳秀峰先生にお会いできてすごく驚きました。普通の道場では、偉い方に直接手合わせなんてしてもらえませんから。以前所属していた合気道の道場では、指導員の先生方ですら、「道長と手合わせしてもらったことがない」と言われていました。
なので余計に、毎回、直接、地曳秀峰先生に推手をしてもらえることに、感激しています。はじめたのは去年の秋からとまだ日が浅いのですが、以前空手をしていたときと違って、筋肉の勝負じゃないから体も壊さないし、プレッシャーを感じるようなこともない。私の場合、空手はいくら練習しても打撃力がつかなかったのですが、太極拳は体の大小に関係なく力をつけることができるし、なによりリラックスできるのがいいですね。基礎を身に付けて、長く続けることが目標です。
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力に頼らず「気」で相手を倒す 太極拳の奥義に感激
柔拳歴7年 会社員
上村良雄さん
K空手の支部長代行をしていた実力派の上村さんは、本道場が王樹金先生直系と知り入会された一人。
王樹金先生の無敗の話を聞いて以来、ずっと本流の太極拳が習える道場を探していました。入会後、地曳秀峰先生に手合わせしてもらった時、力は入ってなさそうなのに、ものすごい威力に愕然としました。 ほかの方とも手合わせしましたが、当時は女性とやっても自分のほうが押されてしまって、ショックでしたね。
空手は、パワーがないとダメ。一発で相手を倒すために、ウェートトレーニングも欠かせません。年齢とともに限界を感じるし、ケガも多い。でも、太極拳は、年を重ねるほど強くなれる。力より、気のすごさ、大切さを感じています。今では、道場に通いやすくするために、転職をして道場中心に生活しています。
太極拳で、よりバランスのとれた生活を送れるようになりました
柔拳歴10年 外資系銀行員
ウルス シュミットさん
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以前から、空手や剣道などの武道はやっておりましたが、地曳秀峰先生の道場で初めて太極拳を見た時に、その他の武道との違いを感じ、即入会の手続きをしました。
地曳秀峰先生は、「これは生涯練習です」と、おっしゃいました。全てのものが心身に大きく関わっている事が分かり、よりバランスのとれた生活を送れるようになりました。練習中は、まず指先に、そして背中から体全体へと“気”を感じていきます。なんとも刺激的で、本当にすがすがしい気持ちになります。
練習を重ねるほど睡眠時間が少なくて済むようになり、今では、1日3~4時間眠れば十分です。“気”を感じることは、大いなる喜びです。「“気”を見せて」という友人に対し、私は「壁のコンセントに流れている電気を見せて」と言います。これが太極拳を理解する上での第一歩なのです。
新潟から新幹線で上京。連泊して集中して練習しています
柔拳歴5年 大学生
久住 哲也さん
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自衛隊にいたころ、もっと強くなりたくて、入会しましだ。その後新潟へ転属となり、除隊して、今は大学で中国語を勉強しています。
今は2ヶ月に1度上京して、3~4日連泊して集中的に練習しています。土日は、自分と同じように地方から新幹線で練習に来ている人が多いから励みになります。
柔拳連は、地曳秀峰先生はもちろんのこと指導員の先生方もみなさんすごく強いし、面白い。自分は、200kgのスクワツト機械でも片肩であげられるぐらい、脚力には自信があったのですが、ある時、先生に肩に手を置かれ、力を入れてないようなのに、自分は床まで潰されてしまったんです。全く抵抗できない感覚が、とても不思議で。でもそんな話をこの道場ではいろいろ経験したり、聞いたりするので、すごく面白いですね。