癌を太極拳でらくらくと克服できました

菊野
千葉支部 菊野さん

膝痛から解放されたくて千葉支部に通わせていただき、その痛みから解放されて、正宗太極拳てすごいなぁと思っておりました。

が、改めて太極拳のすごさを確信した体験がございましたのでお話させていただきます。

4年前に検診でガンが見つかりまして、すぐに手術ということになりました。

大きな手術でしたが、手術前から気持ちが全く動揺せずにいられたのはひとえに太極拳によって心のコントロールができるようになっていたおかげと痛感いたしました。

手術の当日も早朝から気功そして太極拳99勢までいたしまして、全く不安を感じていない自分をありがたいと思いながら手術をうけました。

なかでも一番不思議だったことは、痛みというものを一度も感じなかったということなんです。

全身麻酔から醒めたあとは、やはり倦怠感がとてもあるんですね。それでベッドに寝たままずっと気功をしておりましたら、その倦怠感が早く薄れていったのですが、何よりも痛みがなかったんです。

それが「気」の力なのか自分でもよくわからないのですが、あれは本当に不思議な体験でした。

それで暇を見つけては気功をしていましたら傷口の快復も含めて全体の快復が大変に早かったんです。抜糸をしてからはすぐに屋上で太極拳をいたしました。やはり太極拳の方が気功よりもずっとパワーを感じますから嬉しかったですね。

さらに抗癌剤による副作用が全くなかったのも不思議なことでした。

同室の方達は皆さん吐かれたり、ものすごく苦しんでいらっしゃるんですが、私の方は他の方達に申し訳ないくらいケロッとしていたんです。

看護婦さんやお医者さまにも不思議がられていましたね(笑)。 外科の先生がベッドまで来られて西洋医学は対症療法だが、本当は自分も太極拳や気功など東洋医学に基づいた治療をしたいんだ等と話されて「太極拳を是非続けなさい」とその効用を認められていたのが印象的でした。

病気を克服してからは太極拳に向き合う姿勢が変わりましたね(笑)。

抗癌剤でかなり生理的にはダメージを受けているはずなのですが、太極拳が自分の体力をつけてくれているのが実感できて、むしろ手術を受ける前よりも体調が良く、パワーが出てきたという感じなのです。

太極拳をいたしますと三昧というか無になれてストレスを貯めないでいられる。

冷え性、腰痛、肩こりからも解放されましたし…自分の身体の悪かったところや弱かったところが補強されていくというか体質改善されていくのが不思議ですよね。

私も入院中の話などして皆さんに太極拳を薦めているのですが、なかなか信じてもらえないんです(笑)。 だけどオーバーでも何でもなくて全て本当のことなんです。でも自分でも不思議な体験としか言いようがないんですけど。

地曳秀峰先生を初めとして先生諸先輩方、そして太極拳と出会えたこと全てに心から感謝しています。

人生の大きな節目を太極拳によって楽々と越えさせて頂きました。本当にありがたい気持でいっぱいです。

来年は定年になりますので、これからが第二の人生の始まり。

これからも太極拳をずっと続けて健康とパワーをいただきながら、趣味のお茶や登山や写真など貪欲にたのしんで第二の人生を謳歌していきたいと思っているんです(笑)。